【体験談】50代独身女性の私が断捨離で人生と習慣を変えた話|ゴミもタバコも手放して鎌倉へ  

白とグレーを基調としたミニマルな部屋のインテリア。観葉植物と自然光が差し込む、整った暮らしの象徴的な空間。 50代の生き方
断捨離後に生まれた、余白と心地よさ。整った部屋が心にも静けさをくれる。

こんにちは。今日は、「ゴミが出せない」「家賃も払えない」「無気力で何もできない」――そんな数年前の私自身の話をしようと思います。

今、50代になり、ようやく人生に“余白”ができた今だからこそ書けることでもあります。

かつて私は、毎日仕事に追われ、自分自身を見失いかけていました。でも、「断捨離」という言葉に出会ったことで、物だけでなく、心や人生まで手放すことができたのです。

ゴミはまとめてるのに「出せない」私

当時、私はゴミをちゃんと分別して袋にまとめていました。でも、それをゴミ置き場まで持っていけない日々が続いていました。

朝は通勤でギリギリ、ゴミ置き場は通勤ルートの逆方向。夜は、神社の横を通る鬱蒼とした暗い道が怖くて行けない。「誰かに怒られるんじゃないか」という不安もあり、結局出せず・・・。

気づけば、ベランダにはゴミ袋が山積みに。捨てられない自分が情けなくて、でもどうにもできない。恥ずかしくて誰にも相談できない。そんな日々でした。

ゴミ屋敷寸前の部屋と心

休日は昼まで寝て、ゴミは出せずじまい。お風呂も掃除が面倒で、シャワーだけ。浴槽にはペットボトルや空き缶のゴミが溜まっていく――。

まるで自分自身の疲れと無気力が、そのまま部屋に現れているようでした。

家賃も「出しに行けなかった」

さらに、家賃の支払いも面倒で2〜3ヶ月ため込んだこともありました。

当時は、お隣の大家さんに現金手渡しするシステムで、「朝や昼は迷惑かな?」「夕方は夕飯準備で忙しいかも」などと考えすぎて、支払いのタイミングを見計らうのが本当にしんどかった。

結局、留守で不在のこともあり、後回しに・・・。毎月用意はしているのに支払いに行くことができない、そんな状態でした。

華やかな肩書きの裏で、心が限界に

一見、華やかに見えるウェディングプランナーという仕事。でも実際は、売上・お客様対応・プレッシャーに追われる毎日。

さらに、「30代で独身」という社会の空気にすら圧を感じていた私は、まさに“何かに追われ続けていた”心の状態だったのです。

少しの余白が、人生を変えた

転機は、職場の所属チームが変わり、時間に余裕ができたこと。ほんの少しの「空白」ができたことで、私は立ち止まることができました。

そのとき出会ったのが、やましたひでこさんの『断捨離』でした。

断捨離で変わったのは、部屋だけじゃない

何冊も本を読み、試しに1つずつ物を手放してみた。それだけで、心がふっと軽くなる瞬間がありました。ただ捨てるのではなく、「これは今の自分に必要?」と問いかけることで、自分自身の価値観と、じっくり向き合うことができたのです。

そうして心の中も少しずつ整っていくうちに、なんと、30年以上やめられなかったタバコも、このタイミングでやめることができました。それまで何度も挫折していた禁煙なのに、「吸わない自分でいたい」と自然に思えるようになったのです。

モノを手放すことで、習慣や思い込みまでも手放せる。「断捨離」は、暮らしの見た目を変えるだけでなく、人生の芯を静かに揺り動かす力がある――そう実感しています。

今でも「断捨離」の精神は、私の暮らしのベースにあり、選び取る毎日を支えてくれています。

そして私は、人生を“断捨離”した

最終的に私は、15年間続けてきた業界大手のウェディングプランナーの肩書きと、30年以上過ごした東京生活そのものを手放し、鎌倉へ引っ越しました。

静かな海と緑に囲まれて暮らす日々は、かつての「ゴミすら出せなかった私」には想像もつかない世界。

でもそれは、「何を持ち、何を手放すか」を見つめ直したことで見えた、第二の人生のスタートラインでした。

最後に:50代独身女性のあなたへ

もし今、あなたが「もう50代だし…」「独身でこの先どうやって生きていくのか不安」と感じているなら――私もまったく同じでした。

でも、「持ちすぎている何か」をひとつ手放すだけで、心のスペースには、新しい何かが入ってくる。それが、私が断捨離を通して学んだ 50代独身女性としての“生きる意味”です。

どんなに「もう無理かも」と思った日々でも、  今こうして、海の見えるまちで穏やかに暮らしている私がいます。

もしあなたが今、疲れきっていたとしても――  大丈夫。ゆっくりでも、人生はやり直せます。そして、50代の今だからこそ、自分のために生きる選択ができるのだと思います。

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あなたのこれからが、少しでも自由で、あたたかいものでありますように。

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