「努力はウソをつく。でも無駄にはならない」
フィギュアスケートの羽生結弦選手が以前言っていた言葉。なんとも羽生選手らしい言葉だと思った。
「どれだけ練習をしても努力をしても結果を残せない時がある。努力はウソをつく。でもそのウソは無駄ではなく、ウソをつかれるからこそもっと違う努力をして、努力の正解を見つけることが大切」
トップアスリートになると、普通の努力だけでは成しえないことがあるのだと思う。
しかし、私はトップでもなければアスリートでもない。46歳のマラソン初心者のおばさんである(笑)
名古屋ウィメンズマラソンで初めてフルマラソンを走ってみて思ったことは「練習はウソをつかない!」これに尽きる。
鎌倉に移住したことをきっかけにスロージョギングをはじめて、走る楽しさを知り、よし!マラソンに挑戦♪と思い立ち、人生初の42.195㎞に挑戦した私が今思うこと。
無事にティファニーはGETできたのか?!初心者の初心者による初心者のための初フルマラソンの記録。
名古屋ウィメンズマラソンとは?
名古屋ウィメンズマラソンはその名の通り、女性限定のフルマラソン大会。「巨大な女子会」「女祭り」(笑)とも言われる世界最大の女子マラソン。
他にも特徴が2つ。
【その1】完走賞はティファニーのネックレス(ティファニー協賛)
【その2】タキシード隊と呼ばれるイケメン達よりティファニーが手渡される
「女祭り」ならではの趣向で世のマラソン女子をトリコにしている大会なのです♪
参加資格は、満19歳以上、6時間30分以内に完走できる女性。制限時間は7時間ですが、号砲から一般ランナーがスタート地点にたどり着くまでに約30分ほどかかる計算。
参加料は一般16,000円、チャリティー21,000円(2022年現在)。
私は友人に勧められた先行エントリーのできる「宿泊付き」でエントリー。ホテルは少し割高になるけど、どちらにしろ宿泊は必須なのと、先行でエントリーができ先着順なので早いもの勝ちですが取りやすいようです。
万が一取れなかった時には「宿泊付き」エントリーの後に一般抽選のエントリーがある。今回は無事に「宿泊付き」でエントリーができ参加権をGET。
一般抽選は倍率が高く外れてしまう人もいるため、名古屋が地元でも参加できないというランナーも沢山いる。SNSでも名古屋の抽選に外れたという投稿をよく見かけました。
地元なのに走れない人たちも沢山いることを肝に銘じて、目標の「6時間以内で完走する!」を目指して日々練習に励んだわけです。
ハプニングもまた「祭り」の醍醐味
マラソン本番の前日に新幹線で名古屋入り。が、新横浜へたどり着く前にJRが遅延し、予定していた電車が変わってしまった。
はい、見事に横浜駅で乗り間違えました。安定の方向音痴っぷりと時間の余裕のなさ。
指定席を予約していた「のぞみ」には間に合わず(泣)半べそ気味になりながら検索すると「のぞみ」は本数があるんですね~横須賀線よりあるんじゃない??
次発の「のぞみ」に無事に乗ることができた。土曜日ということもあり自由席は結構混んでいたが、運よく一番後ろの座席を確保して、無事に名古屋へ向けて出発!
私の後ろに歩いていたカップルは、何やら少しもめているようだった。どうやら座れると思っていたが座れないという状況に、彼女がやや切れ気味だった。あのカップル仲直りできたかな?
「シウマイ弁当」の底力を知る
名古屋ではまずPCR検査が控えていて、検査30分前から飲食NGのため早めのお昼、早弁♪
新幹線ホームの売店で残り1個だった崎陽軒「シウマイ弁当」を食べて、あっという間に名古屋入り。
この「シウマイ弁当」売り切れ続出で、3か所目の売店でやっとGET!横浜と言えばやっぱりこれですもん♪
鎌倉駅前の東急ストアにも普通に売っている「シウマイ弁当」を探し求めて、こんなに苦労するとは…てか、鎌倉で買ってくれば良かったのでは?と今ふと思う(笑)
前日からとにかく応援「女祭り」♪
名古屋駅へ到着後、駅から徒歩4分のホテルへ向かい、荷物を預けてPCR検査へ。ホテルから徒歩数分の近い場所で助かった。
初のPCR検査、当日中にお知らせメールが届くとのことで、結果が出るまではドキドキ。19時過ぎに結果が届き、無事に陰性とわかり安堵する。
検査後は、バンテリンドームナゴヤへ向かい「ランナー受付」へ。ゼッケンや大会冊子、記念品の消毒スプレーなどをもらう。受付はドーム内の通路別に細かく分けられており、混雑もなくすんなりできた。
既にここでは「女祭り」が始まっていて、ドーム内ですれ違う全てのスタッフ・ボランティアの方々から「頑張ってくださいね!」と応援される。「ありがとうございます」と返すのも一苦労(笑)
しかし、この応援が力になることに明日気づくことになる。
財布のヒモに注意「マラソンEXPO」
メイン会場でもあるバンテリンドームナゴヤでは、3/11(金)~13(日)マラソンEXPOが行われている。
目標タイムのパネルの前での記念撮影やオフィシャルグッズの販売などが行われていて、こちらはランナー以外も入場可能で男性もOK。
オフィシャルグッズは「女祭り」だけあり、女子が惹かれる可愛いものが多く、テンションが上がる。友人とお揃いのTシャツを購入し、明日着て走ることにする♪
事前にオフィシャルサイトでも購入が可能。でもすぐSOLD OUTになっていたが、会場にはまだ沢山在庫があった。会場にきて買ってね♪ということなのでしょうね(笑)
ファイテンのブースではテーピングの巻き方を教わって、追加でチタンテープとスポーツベルトを思わず購入してしまった。
8,000円もするので迷ったけど、このスポーツベルトをしてる時と外した時の身体の重さが全然違う!今回このベルトにとても救われた。全然高くなかった!!(笑)
スポーツをしない人でも腰痛持ちの人など、これとてもいいと思う!おススメです(私はファイテンの回し者ではありませんよ)。
ファイテンのスポーツベルト(メタックスパーツ)
いつもはもっと混雑していて、買い物をするのも並んで大変らしいが、この日はそうでもなく、ほぼ並ばずに買い物ができた。
コロナで人混みを避けている、そもそもオンラインに移行したというランナーも多いのだと思う。
友人は何度も参加しているので「いつもより寂しいな…」と言っていたけれど、私にとっては十分「お祭り」である♪
ここがフィニッシュで、ここでティファニーもらって…と早くも明日のシミュレーションをしてみる(笑)
名古屋から「おにぎり」が消える日
明日のシミュレーションも終わり、明日の朝ごはん等の買出しのためドーム隣のイオンへ。
この日、イオンのスーパーや近隣のコンビニから「おにぎり」が無くなった。キレイさっぱりないのである。こんなことってある??
コンビニ3件まわってもどこにも「おにぎり」がない。マラソン前は炭水化物をしっかり取るのが良いらしく、マンボウで外食を避けたランナー達が夕飯と朝ごはんのために購入したと思われる。
私は赤飯と助六がセットになっていたものをイオンで購入。これを当日の朝ごはんとする。他にはバナナ、ゆで卵、三色団子にしょうゆ大福。
やや食べ過ぎ感はあるものの、おかげ様でエネルギー切れをおこすことはなかった。でも走りはじめ身体が少し重かったので、団子と大福は余計だったかなと思う(笑)
来年はまた状況が変わっているかもしれないけど、直前に慌てないように、当日に必要なゼリー飲料や朝ごはんなど、荷物になるけど前もって準備をしておこうと思ったのでした。
とにかく炭水化物!米を食え!!
そんな「おにぎり」探しをしていたら気づけば20時。夕飯を危うく食べ損ねそうになる(笑)名古屋もマンボウ発令中につき、飲食店の閉店時間が早いのだ!
予定していた矢場とんの味噌カツはお預けになり、営業していた居酒屋に入る。
とにかく「炭水化物!米を食べよう!」とお茶漬け・鶏わさび寿司・ローストビーフ寿司と米を食べまくる。
やたらと炭水化物ばかり頼むので、店員さんはその数に疑いを持ったようで、何度か確認された。そりゃそうだよね(笑)でも間違ってないよ~。
何事も事前準備が大切!
なんとか夕飯を済ませホテルに戻り、リラックスしようとお風呂にゆっくりつかり、明日の準備。
ファイテンのメタックステープとチタンテープを身体中に貼りまくる。直前に購入したので貼り方やコツがイマイチわからず、YouTubeを見ながら気になるところに貼りまくった。気づけば0時過ぎ。ヤバい!と焦って布団に入る。
思わぬ夜更かし…普段から使っていれば、こんなに時間がかからなかったなと反省。「テスト直前に徹夜する」まるでそんな感じ。
朝は5時起き、結局4時間半の睡眠時間になった。でも緊張していたのか私にしては珍しくスパッと起きた。食べ過ぎなくらい朝ごはんを食べ、水を飲み…水は飲み過ぎて本当に後悔する(泣)
やっぱり実際に経験してみないとわからないことって本当に多い。
そしていよいよ初フルマラソンがスタート!
あれ、まだ走りはじめてなかった(笑)長いな…ごめんなさい、後半には走ります。
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