この記事を最初に書いたのは、走り始めて約1年が経った40代の頃でしたが、50代を迎えた今も、私は変わらず湘南の海沿いを走り続けています。むしろ、年齢を重ねるごとにこのコースの癒やし効果を実感するようになりました。
鎌倉に移住して5年。週に何度も走り続けてきた、人気の海沿い134号線「THE湘南」コースを、初心者向けにまとめました。
鎌倉駅をスタートして、由比ヶ浜・稲村ケ崎・七里ヶ浜・鎌倉高校前を経由し、江の島・鵠沼方面へ。富士山と海を眺めながら走れる、贅沢すぎるルートです。
50代になった今も変わらず走り続けている私の、リアルな体験をお届けします。
【コース基本情報】
スタート:鎌倉駅(由比ヶ浜まで徒歩10分)
ゴール:腰越漁協付近(鵠沼海岸折り返し)
距離:約13km(往復)
難易度:初中級(稲村ケ崎の坂あり)
所要時間:90分〜2時間
トイレ:由比ヶ浜・稲村ケ崎公園・江の島周辺にあり
おすすめ季節:春(4〜5月)・秋(10〜11月)
朝と夕方のランニング——湘南で走るベストタイムはいつ?
土日の休日は、朝に走ることが多い。朝のランニングはなんとも気持ちがいい♪湘南エリアは基本的に風が強く、夕方には強風になることも多い。
この時期(春)は、ほぼ毎日のように強風注意報が出ている(笑)午前中のうちはそこまで風が強くないので、ほど良い潮風を受けながら太陽をサンサン♪と浴びて走るのは本当に最高です!

午前中に走る方が、身体のコンディションが良い気がする。まだ疲れていないせいか身体が軽く感じられて、夕方に走るよりもペースが早くなることが多い。
逆に夕方は、キレイな夕陽と夕陽に照らされる海や富士山を見ながら走る。これもまた最高なのです!時間で楽しみ方が変わる、贅沢な時間。まさにプライスレス♪これが「湘南時間」や「鎌倉時間」。
稲村ケ崎〜七里ガ浜は歩道が狭く凸凹もあるため、混雑する昼間よりも朝早めか夕方がおすすめです。特に週末は観光客も多く、走るならできるだけ午前中が気持ちよく走れます。

由比ヶ浜スタート!134号線を走る「THE湘南」コースの魅力
まずは鎌倉駅から由比ヶ浜へ出て、そこから134号線の海沿いを江の島方面へひたすら走るという「THE湘南」なランニングコース。
休日の由比ヶ浜は、サーフィンにSUPにシーカヤック。材木座の方にはカラフルな帆のウィンドサーフィンと賑わいます。波があまりなかったのでサーファーは少ないような気がしました。
休日にふら〜と海へ来て、砂浜でぼーとする、コーヒーを飲む、読書するとかだけでも、鎌倉に移住してきて良かったなとしみじみ思う。帽子をかぶってしまえば、メイクなんていらないし日焼け止めだけでOK!

(注意)真夏でなく春麗らかな陽気でも、海沿いを走る際は日焼け止めは絶対必須!!うっかり忘れて真っ赤になって数日後、皮がむけるという経験を何度かしています(笑)
稲村ケ崎〜七里ヶ浜〜鎌倉高校前——富士山と海を眺める絶景ランニングスポット
由比ヶ浜から稲村ケ崎へ出る手前に坂道がある。標高14mの海に突き出た小さな岬で、江の島と富士山を一望できる絶景スポット。かながわの景勝50選や関東の富士見百景にも選ばれています。
ここを超えると江の島がバーン!運がいいと富士山がドーン!走りはじめの頃は、この坂道が結構キツくてヒィヒィいって走った。でも坂を登ったところで富士山がドーン!と見えるというご褒美があるので頑張れます。

今ではここの坂道もただの通過点となり、その先の七里ヶ浜や鎌倉高校前を目指すようになりました。コツコツ続けることで、いくつになっても人は成長する——それを実感した40代後半でした。
観光客用に柵まで出来た某アニメの聖地・鎌倉高校前駅の踏切。コロナ前よりも多くの観光客で賑わっています。撮影時はマナーを守って楽しんでいただきたいです。

そして、腰越漁協あたりで「今日は魚が食べたいな♪」とランチを楽しみに決めながら走るのもこのコースの醍醐味。
今では、お昼時はどこへ行っても並んでいるため、七里ガ浜や腰越のお気に入りのパン屋さんでパンを買って、海を眺めながらコーヒー片手に食べて、また走って帰る「パンラン」をすることも増えました。

江の島〜鵠沼〜茅ヶ崎——湘南海岸ランニングコースの距離と見どころ
湘南海岸のランニングコースは、海岸沿いを長距離走れるのがポイント。サイクリングロードや海岸道路を走るので車の心配がなく、平坦で負担も少ない。さざ波をBGMにして気持ちよく走れます。

海沿いはとても気持ちがいいけれど、風で砂が舞うのと日差しが強いのでスポーツサングラスは必須アイテム。私のお気に入りは、OWL MILSのRED LABEL。
鼻の低い私でもピッタリフィットして、走っている時のフィット感も抜群!色彩のコントラストを高めてくれるレンズで、この湘南の景色をより鮮明に楽しめます。

江の島から鵠沼海岸→辻堂→サザンビーチを通り茅ケ崎までは約10キロ。今では20km以上のロング走の時は、辻堂やサザンビーチまで行って帰ってくることもできるようになりました。
江の島から先の海岸は、サーファーの多さに驚きます。ただボードを持っているだけなのに絵になるサーファー、ちょっと憧れます(笑)

この日は鵠沼橋手前で折り返し、腰越漁協まで走ったところでゴール。漁港の目の前にある「池田丸」でお昼ご飯♪食後は腹ごなしに鎌倉高校前駅まで歩いて、江ノ電で鎌倉へ戻りました。


湘南ランニング初心者が知っておきたいマナーと楽しみ方
休日は同じように走っているランナーが多く、沢山のランナーとすれ違います。湘南を走り始めて最初にとまどったのが「ランナー同士の挨拶」でした。
走り始めた当初、すれ違ったランナーが片手をあげているのを見て、恥ずかしながら、その時はそれがランナー同士の挨拶であると知らなかった。「え?知り合い?いや、そんなはずない…」とドキドキ。
マラソンの先輩である友人に聞いてみたところ「挨拶だから、片手をあげ返せばよい」という、シンプルな対処法。
挨拶は人によってする人・しない人がいて、特に失礼ではないけれど、される側は嬉しいもの。私のようにそれを知らない初心者は「え?なに??」とドキドキしてしまうので、ここに書いておきます(笑)
別に難しいことじゃない。通りすがりにサッと片手をあげてそのままスゥ〜と走り過ぎればいい。いつか自分から爽やかに挨拶できるようになろうと思いつつ、今も絶賛練習中です!

【春・冬おすすめ】湘南ランニングのベストシーズンと持ち物ガイド
湘南を走るなら、個人的に特におすすめなのが4〜5月と12〜2月です。
春(4〜5月)——潮風と桜を楽しむ絶好のシーズン
真夏の強い日差しや、冬の北風がなく、ちょうどよい潮風を受けながら走れるのがこの季節。気温も動きやすく、Tシャツ1枚で十分な日がほとんどです。
4月は桜の見頃とも重なります。鎌倉エリアは段葛(鶴岡八幡宮の参道)や鎌倉山が桜で彩られるので、海沿いを走ったあとに少し足を延ばすのもいいですよ。

(注意)段葛・鶴岡八幡宮の境内は、ランニング禁止です。必ず歩いて参拝しましょう。鎌倉に住んでいると、段葛を走り抜けるランナーを見かけることが増えました。気持ちはわかるけれど、ここは走れない場所です。神社・仏閣・観光地に限らず、地域のルールとマナーを守ること。それもランナーとしての大切なマナーだと私は思っています。
服装のポイント:半袖(寒がりは長袖)/ 短パン・ランスカ(寒がりはタイツ) / スポーツサングラス(必須!)/ 日焼け止め / 薄手のウィンドブレーカー(風が強い日用)

冬(12〜2月)——富士山と透明な海が見える特別なシーズン
実は、本当のおすすめは・・・冬です。雲が晴れて富士山がくっきり見える日が多く、海の透明度も上がってとっても綺麗。その分ある程度の厚着は必要ですが、晴れた日の気持ちよさは格別です。

服装のポイント:長袖+ウィンドブレーカー(厚め) / タイツ又は裏起毛パンツ / ネックウォーマー / 手袋 / 耳当てかキャップ / スポーツサングラス(冷たい風よけに必須!)
※寒がりさんは、保温効果のあるインナーやホッカイロも忘れずに!

コインロッカー情報——荷物を預けて身軽に走ろう
荷物を預けて走りたい場合は以下がおすすめです。江ノ電沿線はコインロッカーのない小さい駅が多いため、注意が必要です。
- JR・江ノ電「鎌倉駅」
- 江ノ電・「江ノ島駅」
- 小田急線「片瀬江ノ島駅」
鎌倉⇔江ノ島ルートは往復約15kmのコース。荷物を預けて身軽に走ると、このルートがさらに気持ちよくなります。
▶鎌倉駅のコインロッカー詳細はこちら(JRE メディア)
▶江ノ島駅・片瀬江ノ島駅のコインロッカー詳細はこちら(エクボクローク)
走ることが、人生を整えてくれた
ランニング1年生だった私も、人生初マラソンの名古屋ウィメンズマラソン本番2週間前には、なんとか20キロを走ることができた。
でも15キロから先がキツかった。半分でこれ、42.195キロは本当に未知の世界だ、と本気で思っていました。
当時は練習方法などまったく分かっておらず、ただただ気持ちよく、ペースも気にせず、鎌倉・湘南を風を切って走っていただけでした。
そんな私が、すっかりマラソンにハマってしまった。初フルマラソン・名古屋ウィメンズマラソンの記録はこちらに書いています。
走ることも、書くことも、最初はただ好きで始めただけでした。でも、実は50代を目前にして「これからの人生、このままでいいのかな」と立ち止まった時期があったからこそ、今こうして走り、発信できているのだと感じています。
50代、独身。私が葛藤の末に見つけた「生き方の再設定」については、こちらの記事に詳しく綴っています。
▶50代独身女性のリアルな生き方|『きつい』を越えて見つけた幸せのかたちと選び直し
もしあなたも、自分の経験やストーリーを言葉にしてみたいと感じたら、そんなお手伝いもしています。ぜひ声をかけてください。
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